昨日ソフトバンクの二保旭選手と阪神の中谷選手のトレードが発表されました。とういうことで今回はそんな二人の選手について詳しく解説していこうと思います。現在2チームとも状態が悪いですが、この二人はチームを救う救世主のなるのでしょうか?
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二保 旭 (にほ あきら) (2009年~

二保選手は九州国際大付属高校に入学し、当初は最速127km/hでしたが股関節を柔らかくする練習に取り組み最速145km/hを記録するまでに成長します。最後の夏の福岡県予選では5回戦で福岡工業高校の三島一輝選手(現横浜Denaベイスターズ)に投げ勝ちます。準々決勝では飯塚高校の辛島航選手(現楽天イーグルス)と無失点の投げ合いを演じますが、熱中症で降板し後続が打たれて甲子園に出場することができませんでした。その後、二保選手は2008年に育成ドラフト2位でソフトバンクに入団しています。入団して2年間は2軍生活が続きますが、2011年のオフに支配下登録を勝ち取ります。2012年の9月23日の一軍初登板を果たします。この年は計3試合に登板しています。2013年は活躍が期待されていましたが一軍での登板が僅か5試合にとどまり、2014年は一軍登板がないままシーズンを終えました。2015年は春のキャンプから工藤監督に猛アピールを続け、オープン戦でも活躍し初の開幕1軍を果たします。5月3日に8回2点ビハインドの場面で登板して3者凡退で抑えて7年目にしてプロ初勝利を挙げます。この年は44試合に登板し防御率3.25の成績を残しています。2016年と2017年はトミージョン手術の影響で1軍登板なしに終わります。2018年シーズンは前年活躍した、岩嵜選手とサファテ選手が怪我で離脱したことで1軍に昇格されます。この年はワンポイントリリーやロングリリーフとして35試合に登板します。オフに年俸2000万円で契約更改しています。2019年と2020年は先発と中継ぎを経験しながら、先発としても初勝利を挙げています。2021年は今の所1軍登板がなく先日阪神へのトレードが決定しました。個人的には二保選手にとってこのトレードはいい機会になったと思います。何せソフトバンクは選手層が厚く、ましてや中継ぎの右ピッチャーなんて同じ実力の選手が山ほどいるので1軍に定着するのは難しかったと思われます。阪神に移籍した二保選手ですが早速7日の試合での先発が決まったらしいので今後の活躍に期待ですね。
一軍での成績
2012 3試合登板
2013 5試合登板
2015 44試合登板 6勝1敗 防御率3.25
2018 35試合登板 1勝0敗 防御率5.34
2019 8試合登板 1勝4敗 防御率3.99
2020 12試合登板 4勝5敗 防御率4.92
中谷 将大 (なかたに まさひろ) (2011年~
中谷選手は福岡工大城東高校へ進学しますが、甲子園に出場することはできませんでした。ちなみに阪神の梅野隆太郎選手とは同じ高校の1年先輩にあたります。2010年のドラフト会議で阪神から3位指名を受けて入団します。実は中谷選手、登録は捕手として入団しますが2011年に捕手登録のまま本格的に外野手に転向しています。2012年はキャンプスタートを1軍で迎えます。2軍のオールスターゲームでMVPに選ばれるなど活躍を見せ、8月23日に1軍スタメンデビューを果たします。この年は一軍で計6試合に出場しています。2013年と2014年は1軍出場がなく苦しい時期を過ごします。2015年は5月8日でスタメンで出場すると、その翌日にプロ初ヒットを放ちます。この年は1軍で11試合の出場にとどまりますが二軍ではファーム優秀選手賞を受賞しています。2016年は打撃フォームを改造し、1軍でプロ初ホームランを放つなど、1軍で64試合に出場し打率.266 4本塁打 14打点の成績を残しています。そして迎えて2017年、中谷選手は一気にブレイクすることになります。初の開幕1軍入りを果たすと、5月に2試合連続ホームランを放ち、5月28日には4番打者に起用されます。この年はチーム一番乗りで10本塁打を放つなど大きな活躍を見せました。最終的に規定打席に到達し、打率.241 20本塁打 61打点を記録します。オフに前年から2600万円増の年俸3800万円で契約を更改しています。2018年はキャンプで好調を維持しますが、その後なかなか調子が上がらず打率.230 5本塁打と前年大きく下回ってしましました。2019年は主に代打や守備固めでの出場に限られました。この年も打撃不振に陥り、目立った活躍ができませんでした。2020年も打率.215 2本塁打 16打点と不振に苦しみました。2021年はここまで1軍出場がなく、昨日ソフトバンクへトレードが発表されました。 ここ数年大きな活躍ができていない中谷選手ですが、パリーグでは川島慶三選手や大田泰示選手のように新天地で活躍している選手もいるので今後の活躍に期待です。現在ソフトバンクは打線が不調なので新たな起爆剤になってくれることを期待しています。
1軍での成績
2012 6試合に出場
2015 11試合に出場
2016 64試合に出場 打率.266 4本塁打 14打点
2017 133試合に出場 打率.241 20本塁打 61打点
2018 77試合に出場 打率.230 5本塁打 26打点
2019 62試合に出場 打率.181 6本塁打 19打点
2020 70試合に出場 打率.215 2本塁打 16打点
いかがだったでしょうか。トレードが分岐点となり新天地で活躍する選手も沢山います。この2選手の活躍に期待です。 今後こういった企画をやって欲しいなど要望があればコメント欄もしくはお問合せ欄でお願いいたします。 それではまた明日!!
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