皆さんお久しぶりです。今回は久しぶりにプロ野球に関する記事を書いていこうと思います。プロ野球シーズンが始まったので、これからはプロ野球記事をメインに書いていきたいです。
今回は2022年にFA権を行使する可能性のある選手とその移籍先まで予想していきます。久々のプロ野球記事なのでとてもテンションが上がっております(笑)
それでは始めていきましょう プレイボール!!!
前半戦も終了したことでちょっと状況が変わってきたので新しい情報を載せています。
FA権についての説明
FAとは?
faとはフリーエージェント権の略称で、一定年数(国内FA権は145日以上1軍登録した試合が8シーズン必要)が経つと選手が取得できる権利のことでありプロ野球選手自らが移籍を希望することで、オファーを貰った他球団と交渉し移籍出来る権利の事です。
FA選手のランクとは?
FA権を取得した選手にはそれぞれA~Cまでのランクがついており、その詳細を下の表にまとめてみました。
ランク | 選定条件 | 補償内容 |
A | 球団内での年棒が日本人選手の上位3以内 | 金銭補償のみ FA権行使選手の80%の金銭 金銭補償+人的補償 プロテクト外の選手1名+FA権行使選手50%の年棒 |
B | 上記と同条件で4位~10位 | 金銭補償のみ FA権行使選手の50%の金銭 金銭補償+人的補償 プロテクト外の選手1名+FA権行使選手40%の金銭 |
C | 上記と同条件で11位以下 | 補償なし |
AーBランク選手を獲得した球団は補償として、金銭かプロテクト外の選手を獲得した選手が所属していた球団に譲渡する必要があります。Cランク選手を獲得した場合は選手や金銭を譲渡する必要はありません。
金銭だけで済ませるのか、選手と金銭だけで済ませるのかはFA移籍した選手が所属していた球団が選ぶことができます。
プロテクトとは?

FA権を行使したAランクもしくはBランク選手を獲得した場合、選手を獲得した球団は人的補償として自球団の選手を、獲得した選手が所属していた球団に譲渡する必要があります。
その人的補償となる選手を、FA権を行使した選手が所属していた球団は選ぶことができます。しかし選手を譲渡する球団は移籍させたくない選手28名を選ぶことが可能なんですよね。
これがプロテクトと言うものです。
つまりプロ野球のプロテクトは、FA移籍の発生する人的補償で流出させたくない選手を守る行為のことを言います。
過去には巨人から西武にFA移籍した江藤智選手の人的補償として豊田清選手が移籍したり、オリックスからソフトバンクに移籍した寺原隼人選手の人的補償として馬原孝浩選手が移籍したりしたケースがあります。
球団別FA獲得累計人数
球団 | 人数 |
ヤクルト | 4人 |
阪神 | 12人 |
巨人 | 28人 |
広島 | 0人 |
中日 | 7人 |
DeNA | 9人 |
オリックス | 6人 |
ロッテ | 5人 |
楽天 | 5人 |
ソフトバンク | 13人 |
日本ハム | 2人 |
西武 | 3人 |
FA制度が導入された1994年以降の12球団がFAで獲得した累計人数をまとめてみました。こうしてみると巨人が圧倒的に多いですね笑 金を持つものがプロ野球を制すと言いますからね。
あんまり補強しすぎるとプロ野球が面白く無くなるので程々してほしいものです。巨人の次に多いのはソフトバンク・阪神といったところです。
広島はこれまでFAで獲得した選手は1人もいません。むしろ出ていくばかりです。それでも2016年〜2018年は3連覇を果たしたので、補強すれば勝てるというわけでは無いみたいです。
下記の移籍先予想チームはこちらのデータも参考にしています。
プロ野球 2022年 FA権行使予想11選手
田村龍弘選手(28)千葉ロッテマリーンズ
Bランク 移籍確率65%

2021年成績 70試合出場 打率.235 0本塁打 14打点
1人目はロッテの田村龍弘捕手です。最初は候補に挙げていませんでしたが、前半戦が終わって状況が変わってきたので急遽候補に上げさせていただきました。
なぜ候補に上がって来たのかというと、今シーズン8月20日時点で僅か2試合に出場に留まっているからです。
長年正捕手としてチームを支えてきましたが、今年は若手の佐藤都志也選手 松川虎生選手の台頭もあり出場機会を大きく減らしています。
まだ28歳と年齢も若く出場機会を求めて移籍する可能性は十分に考えられ、あるスポーツ記者はこのように語っています。
「ロッテに愛着は当然あると思いますが、井口監督が来季も続投なら出場機会が増えることはイメージしづらい。他球団でプレーすることを模索するでしょう。派手な活躍をする捕手ではないですが、縁の下の力持ちで投手の持ち味を引き出すリードに長けている。まだまだ1軍で十分にできると思いますし、複数球団の争奪戦になっても不思議ではありません。正捕手というより、2番手捕手で需要があると思います」
JCASTニュース
年俸6500万円と破格のためFA権行使となれば、争奪戦になることが予想されます。
移籍先予想チーム 巨人(正捕手がなかなか決まらない) 広島(會澤が移籍した時の場合)
中村奨吾選手(29) 千葉ロッテマリーンズ
Bランク 移籍確率 25%

2021年成績 143試合出場 打率.283 9本塁打 67打点
続いてはロッテの不動のセカンド中村奬吾選手です。ルーキーの年から100試合に出場しロッテのセカンドのレギュラーを勝ち取ると、昨年は打率.283 9本塁打 67打点をマークし4年連続の全試合出場を果たしました。
セカンドのレギュラーを固定できていない球団は数多く存在するので、FA権を行使すれば獲得に動く球団は数多く存在すると思います。
しかし中村選手は現在ロッテのキャプテンを務めており将来、チームの幹部になるかもしれないと言われているので個人的にはロッテに残留すると思います。
獲得予想チーム 阪神 兵庫県出身だから セカンドのレギュラーが中々決まらない
右バッターが少ない
辛島航選手(31) 東北楽天ゴールデンイーグルス
Cランク 移籍確率65%
2021年成績 怪我のため1軍出場なし
楽天は辛島航選手です。昨年は怪我の為1軍登板がありませんでしたが、今年はファームで23試合連続無失点を記録しました。そしてシーズン途中に1軍に復帰すると、8月22日現在4勝2敗 防御率2.80の活躍を見せています。
現在年齢も31歳とプロ野球選手としては重要な年齢に差し掛かっており個人的にはFA権を行使するベストタイミングだと感じております。
左の変則型先発投手はかなり希少なので、獲得に乗り出す球団は現れると思われます。
しかも、補償の必要ないCランクなので他球団は非常に獲得しやすいでしょう。
獲得予想チーム 巨人 (左の先発が不足しているから)
武隈祥太選手(32)(埼玉西武ライオンズ)
Cランク 移籍確率60%
2021年成績 46試合登板 防御率 1.76 0勝2敗
続いては左の中継ぎで昨年キャリアハイの成績を残した武隈祥太選手です。左のワンポイントとして長年西武のブルペンを支えてきました。
武隈選手は昨年オフの契約更改で左のワンポイントとしての起用法への不満を口に漏らしており、今年も同じような扱いが続くような事になれば他球団に移籍する可能性は十分に考えられます。
左の中継ぎ投手は全体的に手薄であり個人的に他球団に移籍する可能性は高いと考えています。(西武はFA選手流失が多いので)
8月22日現在1軍での登板が0となっているので、シーズン前と比較すると移籍する可能性は低下しています。
移籍予想チーム ロッテ (左の中継ぎ選手が不足しているから)
西浦直亭選手(31)(ヤクルトスワローズ)
Cランク 移籍確率 65%
2021年成績 92試合出場 打率.223 5本塁打 24打点
続いてはヤクルトの西浦直亭選手です。西浦選手は昨年ルーキーの元山選手と併用される形で主にショートで試合に出場しました。
9月には月間打率.321 OPS.838の成績を残しチームのリーグ優勝に大きく貢献しました。
しかしオフの契約更改では減俸を提示され西浦選手本人も、納得がいかないとコメントしています。
今年は長岡選手がショートで大きく台頭してきたので、出場機会を求めて移籍する可能性は十分に考えられるでしょう。
移籍予想チーム 楽天(右の内野手を求めているから)
中日(外野手が飽和状態で、内野手がいないから)
岩崎優選手(30)(阪神タイガース)
Aランク 移籍確率 35%

2021年度成績 62試合登板 防御率 2.65 41ホールド
阪神からは左の中継ぎのエース岩崎優選手です。昨年は東京オリンピックの代表選手に選出され、レギュラーシーズンでも自己最多となる62試合に登板し大きな活躍を見せました。
阪神はこれまでFA宣言する前年に複数年契約を提示することが多かったのですが、岩崎選手には昨年オフ複数年契約は提示されませんでした。
昨年オフの契約更改ではFAについて岩崎選手は特に言及していません。FA宣言すれば数多くの球団が獲得に動くと思われます。
しかし入団してから7年連続で年俸が昇給しており、ワンポイントではなく左の中継ぎのエースとして活躍していることから、移籍する可能性は個人的に低いと思います。
あと人見知りらしいので阪神に残るでしょう笑笑
移籍予想チーム ロッテ(左の中継ぎが手薄な為)
西勇輝選手(31)(阪神タイガース)
Aランク 移籍確率65%

2021年度成績 6勝9敗 防御率 3.76
阪神からの2人目は2020年にやらかしてしまった西勇輝選手です。コロナ期間中のストレスでついハメを外しちゃったんですね。
しかし不倫記念年の2020年には11勝5敗 防御率2.26の成績を残しており、どうやら西選手は不倫すると成績が上がるタイプの様です。(清○育宏パターン)
すいません話が逸れました笑 西選手が移籍する確率は個人的に十分あり得ると考えています。その理由は西選手は今年4年契約の最終年であり、情に流されないマイペースな選手であるからです。
また不倫したことから、球団とは少なからず蟠りが残っていると考えられ元々オリックスからFAで移籍してきたこともあり、今年ある程度の成績を残せば移籍する確率は十分にあると考えらます。
移籍先予想チーム 巨人 ソフトバンク (金銭力があるから)
森友哉選手(27)(埼玉西武ライオンズ)
Aランク 移籍確率 50%

2021年度成績 125試合出場 打率.309 11本塁打 41打点
続いては2022年FA市場最大の目玉とされている西武の森友哉選手です。今年は調子を落としていますが、やはり打てる捕手であるのが最大の魅力でしょう!
もし行使するとなれば数多くの球団が手を挙げ争奪戦になると予想されます。球団の顔となる選手なので球団は引き留めるでしょうが、西武は流失選手が多いだけに森選手も例外ではないと思います。
移籍予想チーム 巨人(正捕手が定まらない 資金力がある)
楽天(西武出身の選手が多いから)
DeNA(嶺井の成績が物足りない 最近戦力補強に積極的であるから)
高橋周平選手(28)(中日ドラゴンズ)
Bランク 移籍確率 40%

2021年度成績 打率.259 5本塁打 39打点
中日からは高橋周平選手です。昨年こそは不調に陥りましたが、2020年には打率.305を記録し大きな活躍を見せました。
まだ年齢も28歳と若く、サードだけでなくセカンドも守れると言うことからFA宣言すれば獲得する球団は少なからず存在すると考えられます。
ただ現在監督である立浪選手の背番号3を背負っているのと、6月2日現在打率.232と不調に陥っておりこのままだと移籍する確率は低いと思われます。
移籍予想チーム ソフトバンク(長年サードのレギュラーだった松田宣浩の後釜不在)
松葉貴大選手(31)(中日ドラゴンズ)
Cランク 移籍確率 65%

2021年度成績 6勝5敗 防御率3.20
中日からの2人目は松葉貴大選手です。昨年は6勝5敗 防御率3.20とまずまずの成績を残しました。
安定感のある投球で5.6回を2.3失点に抑えるゲームメイク力に長けており、今年の活躍次第ではFA宣言する可能性は十分にあると考えられます。
今季は6月2日現在 3勝1敗 防御率2.10と好成績を残しており、ここからさらに成績を伸ばしていけば移籍する可能性はあります。
ただ中日本拠地のバンテリンドーム以外では高い防御率になっている為、獲得に手を挙げる球団が現れるかは微妙なところです。
移籍予想チーム ロッテ (左の中継ぎ投手が手薄な為)
浅村栄斗・田中将大移籍の可能性

球界年俸トップ2が移籍するかもしれない、、、、、
そんなニュースが9月の上旬に飛び込んできました その2名とは楽天の浅村選手と田中選手 浅村選手の年俸は5億円(実際は7億円貰っていると言う噂がある)田中選手の年俸は推定9億円と言われています。
移籍が囁かれている理由はこの2人が年俸に見合った活躍をしていないと言われているからです。
楽天入団後の2人の成績を見ていきましょう
田中将大
2021年 | 4勝9敗 防御率 3.01 |
2022年 | 9勝12敗 防御率 3.31 |
浅村栄斗
2019年 | 打率.263 33本塁打 92打点 |
2020年 | 打率.280 32本塁打 104打点 |
2021年 | 打率.269 18本塁打 67打点 |
2022年 | 打率.252 27本塁打 86打点 |
マー君は日本に来てからかなり不調のようです。かつてシーズン記録の24連勝を記録した面影はありません。本来の姿が早く見れる日を私は待っています。
浅村選手は安定した成績を残していますが、7億円はちょっと払い過ぎではないかと思います。
田中将大選手は2年契約の最終年です。メジャーに戻ることは考えにくいので移籍するなら日本球団になると思われます。
ただ楽天球団は浅村選手・田中選手2人を全力で遺留する模様ですので、この2人が移籍する可能性はかなり低いと思われます。
マー君に関しては楽天一筋(ヤンキース時代は除く)ですし看板選手なので、本人が移籍を考えている可能性は低いです。
仮に大減俸を喰らってもメジャーでしこたま稼いだんやから別にええやろ笑笑
浅村選手は1度FA権を行使して西武から楽天に移籍したので再びFA権を行使して移籍するのは考えにくいですね。
まとめ
選手名 | 移籍確率 | 移籍予想チーム |
田村龍弘(ロッテ) | 65% | 巨人・広島 |
中村奨吾(ロッテ) | 25% | オリックス |
辛島航(楽天) | 65% | 巨人 |
武隈祥太(西武) | 65% | ロッテ |
西浦直亨(ヤクルト) | 65% | 楽天・中日 |
岩崎優(阪神) | 35% | ロッテ |
西勇輝(阪神) | 65% | ソフトバンク・巨人 |
森友哉 | 50% | DeNA・巨人・楽天 |
高橋周平(中日) | 40% | ソフトバンク |
松葉貴大(オリックス) | 65% | ロッテ |
取り上げた選手の移籍確率と移籍先予想チームをまとめてみました。あくまで個人的な予想です。移籍する確率が高い選手は赤字で表示しています。
皆さんが思う移籍予想チームと移籍確率も教えていただけると嬉しいです!FA事情はシーズン中に大きく変化することもあるので9月ごろにまた記事を出したいと思います。
昨年オフ日本ハムの大田泰示選手がノーテンダーで横浜に移籍したように、今年も予想外の出来事が起こるかも知れませんね。
2022年オフのストーブリーグはどうなるか、非常に目が離せないところです。社会人になって更新頻度が落ちてきていたので、これからガンガン更新していこうと思います。
それでは今日はこの辺で!ゲーーームセットォォォ!!
西武オリックスの2023年FA事情に関する記事も書いているのでこちらもご覧ください。
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